日本でも徐々に注目?「ヒュッゲ」
日本でも、2017年11月にTBS「世界ふしぎ発見!」という番組でデンマークを取り上げたこともあり、
徐々にヒュッゲへの注目が集まりつつあります。
先述の「THE LITTLE BOOK OF HYGGE」は、2017年10月に
「ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方」として、日本語版が出版されています。
このヒュッゲの考え方を、日本のライフワークに取り入れることはできるのでしょうか。
日本とデンマークの仕事とプライベートに対する考え方の違いがうかがえる統計をご紹介しましょう。
イギリスのある企業がフルタイムで働く内勤職約2000名を対象に「1日8時間の就業時間中、
バリバリと仕事ができている時間はどのくらいですか」と質問したところ、
平均約3時間という結果が出ており、それ以外の時間で罪悪感を覚える行為として
「SNSチェック」(47% / 44分)「ネットニュースのチェック」
(45% / 1時間5分)「私用メールのやりとり」(27% / 14分)などがあげられています。
イギリスの統計ではありますが、日本の企業からの回答としても違和感がないほど、思い当たる節がある方もいらっしゃるかもしれません。しかしデンマーク人はそういったことはしないのだとか。
プライベートに仕事をもち込まない代わりに
、仕事にプライベートをもち込むこともないのがデンマーク人の特徴のひとつでもあります。
オン・オフがはっきりしており、時間の無駄は徹底的に省かれています。
必然的に労働時間の短縮になり、生産性もあがることになります。デンマークでは週37時間労働であり、これを破ることによる罰金まであります。
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